震災から10年後、2021年に三陸沿岸311キロを走破するステージレースを開催したい。これを目標に私たちはNPOディスカバー・リアスを立ち上げました。新型コロナウイルスの発生により、計画を変更する可能性もありますが、私たちが目指す”完成形”のイメージをご紹介します。

ステージレースとは?

キャンプ等で宿泊を重ねながら長距離を走る、ランニングや自転車などのレースのこと。

毎日のレース区間のタイムを積算した時間差で計算して順位が変動していきます。宿泊地では参加者が交流を重ね、ともに旅をしていくような感覚でゴールを目指します。

海外では30年以上の歴史を持つ「サハラマラソン」が有名ですが、日本ではランニングの分野で数百人が参加する大規模な大会はまだありません。

レースの概要

「ステージレース三陸311」は、岩手県宮古市から、宮城県南三陸町まで311キロのコースを6日間で走るイベントです。コースは、トレイル、ロードを組み合わせたもの。1日の平均走行距離は52キロとなります。

目標参加者数は、個人枠100人、チーム参加枠400人。

(チーム参加では、2〜6人のチームで交代交代でコースを走ることを想定しています。)

キャンプ地は山田町、釜石市、陸前高田市、気仙沼市、南三陸町を想定。10~15㎞ごとに設置される「エイドステーション」にて、水分・食料補給や安全管理をおこないます。選手全員が三陸鉄道に乗車して移動する区間も予定しています。

ランにおける三陸の魅力とは?

これは私たちがコース調査で訪れた、本州最東端、宮古市魹ヶ崎(とどがさき)周辺の入り江。

エメラルドグリーンの入り江に、深い森が影を落とす。夏でも木陰と潮風に守られて心地よい空間です。

三陸の魅力は「海が見える山」を走れること。これはリアス海岸ならではの環境で、全国のトレイルコースの中でも珍しいでしょう。そしてロードも、入り組んだ海岸線や島影、漁港や里の風景など、全国を走ってきたランナーたちにとっても、三陸は魅力あるコースと感じてもらえると私たちは確信しています。

震災から10年。ゼロから新しい"祭り"を立ち上げる。

2019年、私たちはこのプロジェクトと、運営法人NPOディスカバー・リアスを立ち上げました。

リアスとは入り江のこと。入り江がつらなる三陸を発見するという意味です。

震災から10年経ち、“復興”から次のステップに踏み出そうとしている新しい街、その街をつなぐ山と海と道の美しさ、そして311kmという超長距離を走り抜くことでみつかる自分自身の限界と可能性。これをランナーひとりひとりに発見してほしい。

そんな新しい何かを発見する“祭り”を作りたいとこの名前になりました。走るだけでなく、イベントを作ること、応援することで様々なものを発見できると思います。

そんな仲間に加わっていただけませんか?

ステージレース三陸311の開催実現を目指す会員活動「三陸でぃすかば部」の募集を開始しました。ぜひ下記をごらんください。